エイドリアン・サックス

制作/生産地・窯・作者名(よみ)えいどりあん・さっくす
制作/生産地・窯・作者名(英語)Adrian SAXE
生年1943

略歴・解説

カリフォルニア州グレンダールで生まれる。1965年から69年までロサンゼルスのシャナード美術学校で学び、74年に同校で美術学士号を取得した。73年から現在までにはロサンゼルス、カリフォルニア大学陶芸科で強弁をとっている。86年、アメリカ芸術基金の視覚芸術賞受賞をはじめ、多数の賞と研究助成金を受けている。83年には国営セーブル製陶所(パリ)において研究に従事した最初のアメリカ人となった。はじめ彫刻的な形態を追求したが、やがて18世紀の宮廷陶器の創意に富んだ折衷様式に興味を持つようになり、作風は劇的な転換をみせた。71年の「現代の陶芸ーアメリカ、カナダ、メキシコと日本」(京都国立近代美術館)、80年「アメリカの磁器:アメリカ美術における新しい表現」(スミソニアン・インスティテュート、ワシントンDC)、99年「発展者たち」(ゲティ・センター、ロサンゼルス)等に参加。また94年には、滋賀県立陶芸の森陶芸館において「エイドリアン・サックス展」が開催された。ロサンゼルス・カウンティ美術館、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、ヴィクトリア&アルバート美術館(ロンドン)等、多数の美術館に収蔵されている。

略歴・解説は『アメリカ現代陶芸の系譜1950-1990』(2002、日本経済新聞社)より

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