小川待子

制作/生産地・窯・作者名(よみ)おがわまちこ
制作/生産地・窯・作者名(英語)OGAWA Machiko
生年1946

略歴・解説

札幌に生まれる。1969年東京芸術大学卒業。70年パリのレコール・デ・メチェ・ダールで陶芸を学ぶ。72年から3年間西アフリカ各地で原始的制作法による土器を始めとした陶芸技法を学ぶ。92年タカシマヤ芸術賞を受賞。2001年日本陶磁協会賞受賞。2008年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。小川の作品は陶芸の持つ原始的エネルギーを最大限に引き出したものである。それは作者によれば表現するのではなく、すでに在るものを見つけ出すことであるという。断面の割れた器の荒々しい表面と内側に溜まる水のような質感の釉薬とが陶芸の持つ悠久の時間性を暗示するとともにスケールの大きな造形を形成している。

略歴・解説は『世界の現代陶芸 ―愛知県陶磁資料館コレクション―』(2008、愛知県陶磁資料館)より

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