加藤英一

制作/生産地・窯・作者名(よみ)かとうえいいち
制作/生産地・窯・作者名(英語)KATO Eiichi
生年1899/02/08
没年1989

略歴・解説

瀬戸に生まれ、父慶一に学び家業の青嶂園を継ぐ。1932年「瀬戸作陶会」に参加し、藤井達吉に師事し、作陶活動に入る。また、昭和初期に轆轤技術向上を目的にした「愛土社」結成に参加。この会も達吉の指導を受ける。1936年改組第1回帝展に《瀬戸黒釉五月花刻文壺》が初入選する。1958年以降は公募展から離れ、作陶を続ける。1982年《掻落花紋壺》(no.32)が瀬戸市特別永年保存作品に選定される。1987年、瀬戸市指定無形文化財「陶芸 掻落し技法」保持者認定を受ける。 《掻落花紋壺》(no.32)は茶色の素地の上に白化粧を掛け、文様の輪郭と周囲を削り落として文様を浮かび上がらせてる。

略歴・解説は『瀬戸陶芸の黎明-創作の源流を辿って-』(2018、愛知県陶磁美術館)

この作者の資料一覧[全0件]

該当するデータが見つかりませんでした。
検索条件を変更し、再検索してください。

PageTop