把手付深鉢

所蔵資料登録番号A000176
作品・資料名把手付深鉢
制作時代・年代縄文時代中期
制作/生産地(現在の地名)日本
伝来・出土長野県東筑摩郡山形村出土
資料点数1点
寸法高52.0 口径33.0 底径10.5
作品解説 人類は土器の出現によって煮るという調理法を獲得し、食用可能な動植物の幅が大きく広がった。縄文土器の深鉢は、食料採集社会の中でクリ・トチノキ・ドングリ類などの木の実と根茎類、魚介類の調理容器として登場・利用されたと想定される点に大きな特徴がある。なお、本資料のモチーフは蛇を象ったものと思われる。蛇文様は縄文土器に特徴的な意匠で、縄文時代の人々は蛇を生命力の象徴や地母神として位置付けていたと想定されている。

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