小形壺

所蔵資料登録番号A002018
作品・資料名小形壺
制作時代・年代古墳時代前期(4世紀)
制作/生産地(現在の地名)日本
資料点数1点
寸法高7.9 口径8.2 胴径8.2
作品解説近畿地方を中心とする倭王権が確立されるとともに、共通の特徴をもった斉一性の高い土師器が日本各地で生産されるようになった。この時期に特徴的な生産器種の一つに、丸底壺・器台・盤の三種から構成される小形品のセットがある。これらは緻密で精良な胎土と箆磨き技法の多用による精製土器として作られることが多く、祭祀において供献用の容器として用いられた。本資料は当時の複合口縁壺等をよく模倣したミニチュア品である。

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