西浦の条痕文土器
| 分類 | 県指定 |
|---|---|
| 種別 | 考古資料 |
| 所在地 | 名古屋市瑞穂区瑞穂通 名古屋市博物館 |
| 所有者 | 名古屋市 |
| 指定年月日 | S42.3.17 |
| 時代 | 弥生 |
| 詳細解説 | 愛知県には弥生土器を特徴づけるものとして遠賀川式土器のほかに縄文土器の伝統を引き継ぐ土着の条痕文土器があるが、この全形を示す資料は極めて少ない。本例は、その中で数少ない全形の復元された資料である。 この西浦遺跡は、標高25mの犬山扇状地に位置する大口町余野にて昭和25年に発見された縄文時代~弥生時代の遺跡であるが、昭和32年12月に本遺跡の一角の畑地においてこの土器が発見された。高さ41.8cm、口径21cm、底径7.2cmを測る壺形土器で、口縁外側にやや厚めの粘土紐を巻き、巾1cm前後の切りこみを2cm前後の間隔で入れ、残った突部の上下を指でつまみ突帯状に巡らしている。胴部外表には、藁束のようなもので左やや上方から右下方に向けて荒い条痕文様を底部近くまで全面に施している。 昭和40年に本遺跡の発掘調査が行われ、この地方の縄文晩期末の条痕文や突帯文の土器に混じって一点の遠賀川式土器の壺が発見された。これは縄文文化と新来の弥生文化との接触を物語っているものであった。 なお、現在ではこの種の土器を樫王式土器と呼んでいる。 |
はじめに
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
文化財室 保護・普及グループ
Tel:052-954-6783 Fax:052-954-7479
〒4608501 名古屋市中区三の丸3-1-2
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2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
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