秋七草図

秋草図

資料ID1174
名称よみあきくさず
作者村越向栄
作者よみむらこしこうえい
時代04明治
解説朝顔、萩、薄、葛、藤袴、女郎花、撫子が描かれた一幅。現在一般的に知られている秋の七草に入るはずの桔梗の代わりに朝顔が青い花として描かれている。現代的な感覚では朝顔は夏の花というイメージが強いが、秋の季語として知られ、酒井抱一や鈴木其一の作例でも、秋草図の中に朝顔が描き込まれている例があるように、秋の花として親しまれていた。本作品もモティーフ、彩色、構図などの点から見て、其一の影響が色濃く表れたものと考えられる。

令和2年度企画展「映像で観る 美と知性の宝庫 足立」出展作品
平成22年度企画展「千住の琳派」出展作品
法量(cm)全体:縦190.8×横58.7 本紙:縦99.4×横40.6
員数一幅
地区01千住地区

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