ドービニー、シャルル=フランソワ

作者名(ヨミ)ドービニー、シャルル=フランソワ
作者名(英語)DAUBIGNY, Charles-François
出身地フランス
生年月日(西暦)1817
没年月日(西暦)1878

略歴・解説

パリの画家一族の家に生まれる。イタリア旅行後ルーヴル美術館で絵画修復師として働く。ドラロツシュのアトリエに入り,また版画も制作した。1843年からバルビゾンにたびたび通うようになり,1844年フォンテーヌブローの森を描いた最初の風景画をサロンに出品する。バルビゾンに当時からいた画家たちから影響を受けたが,川や泊や海など,水を題材とした独自の風景画を確立した。小舟の上にアトリエを備え付け,「ボタン号」と名付けてオワーズ川やセーヌ川などフランス各地の川に浮かべ,その船上から制作した。1860年オーヴェール=シュル=オワーズに定住した。66年と68年にはサロンの審査員も務めた。コローと親交を結び,生浬敬愛し,モネやシスレーなど印象派の画家たちとも親交を深め,終始戸外で明るい外光を意識して制作したドービニーは,印象派に最も近いバルビゾン派の画家である。

この作者の資料一覧[全37件]

PageTop