神中糸子

作者名(ヨミ)じんなか いとこ
作者名(英語)JINNAKA, Itoko
出身地日本 和歌山県
生年月日(西暦)1860
没年月日(西暦)1943

略歴・解説

和歌山県に生まれる。1877(明治10)年に、我が国初の官立の美術学校である工部美術学校に入学し、フォンタネージ、サン・ジョバンニに師事する。同校に入学した女子は神中糸子以外にも山下りんら六名がいた。1880(明治13)年末に同校を退学した後、小山正太郎の私塾『十一会』に入塾し、油画を学ぶ。生涯独身を貫き、明治女学校、日本女子美術学校、東京女子高等師範学校などで図画、洋画の講師を務め指導にあたった。文展などに出品し、1907(明治40)年の第一回文展出品作は総理大臣買い上げ賞となった。山下りんらと共に女流画家の草分け的存在として知られる。

この作者の資料一覧[全16件]

PageTop