ラファエル・コラン

ArtistCOLLIN, Raphaël
Birth1850
Died1916

略歴

パリで生まれる。ロレーヌ地方のヴェルダンで学生時代を過ごし、バスティアン=ルパージュと出会う。1860年代後半、ブーグローのアトリエに入り本格的な絵画の修行を開始。1868年パリ国立美術学校に入学し、アカデミスム絵画の巨匠カバネルの指導を受ける。1873年、サロンに出品した作品が好評を博し順調なデビューを果たす。美術学校での教育によるアカデミスムに外光主義を加え、サロンでの成功を収めた。『ダフニスとクロエ』をはじめとして、本の挿絵も手がけている。パリの民間の画塾アカデミー・コラロッシやアカデミー・ド・グランド・ショミエールで教育者としても活躍し、藤雅三、黒田清輝、久米桂一郎、岡田三郎助、和田英作、白瀧幾之助、山下新太郎、斎藤豊作、児島虎次郎らが師事した。ノルマンディー地方ブリオンヌで没す。

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