松本竣介

ArtistMATSUMOTO Shunsuke
生年明治45年
Birth1912
没年昭和23年
Died1948

略歴

現在の東京都渋谷区渋谷に生まれ、2歳の時に岩手県に移住。花巻及び盛岡で少年期を過ごす。旧姓佐藤。1925(大正14)年病気で聴力を失い、それをひとつのきっかけに画家を志す。1929(昭和4)年上京。太平洋画会研究所で麻生三郎、寺田政明らと交友。NOVA美術協会展、二科展に作品を発表。《立てる像》などの名作を生む。1936年、結婚して松本姓となり、妻禎子と共に月刊の随筆雑誌『雑記帳』を創刊。1941年、美術雑誌『みづゑ』1月号の戦争協力を説く座談会記事に反論し、同誌4月号に「生きてゐる画家」を発表。1943年には麻生ら同志8人と新人画会を結成する。1948年、東京下落合の自宅で逝去。

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