小島初代漆壺斎

ArtistKOJIMA Shikkosai
生年宝暦11年
Birth1761
没年天保元年
Died1830

略歴

四代小島清兵衛の子として生まれる。小島家は、松江藩開祖である松平直政が京都より招請した小島清兵衛に始まり、代々松江藩の塗師棟梁を務めていた。七代藩主松平不昧に伴い江戸大崎(現・品川区)の下屋敷に勤務、江戸の蒔絵師、原羊遊斎(1772-1845)に師事し、蒔絵技法を習得した。その後不昧に棗の制作を命じられ、それが趣意に叶い、「漆壺斎」の号を賜り、以後代々受け継いでいる。おもに茶器を制作し、不昧好みの瀟洒な作風で知られている。

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