荻原守衛

ArtistOGIWARA Morie
生年明治12年
Birth1879
没年明治43年
Died1910

略歴

長野県南安曇郡東穂高村(現・安曇野市)に生まれる。画学研究のため1901(明治34)年渡米、1903年にはパリへ渡るが、当地でロダンの《考える人》に接し、彫刻家への転向を決意する。1908年帰国後新宿にアトリエを新築、第2回文展で《文覚》が3等賞。その頃中原悌二郎や中村彜がしばしばアトリエを訪れ、守衛の芸術から決定的な衝撃を受けた。1909年から翌年にかけて、苦心の力作《女》を制作。完成後まもなく30歳で急逝した。

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