池田満寿夫

ArtistIKEDA Masuo
生年昭和9年
Birth1934
没年平成9年
Died1997

略歴

旧満州国奉天市(現・中国遼寧省瀋陽)に生まれる。1945(昭和20)年長野市に引き上げ、その後3度の東京藝術大学受験に失敗、既成の団体展にも受容されず、以後出品しない決意をする。1955年、靉嘔らとグループ「実在者」を結成。瑛九の助言から色彩銅版画を始める。1957年第1回東京国際版画ビエンナーレ展公募部門に初入選。1965年ニューヨーク近代美術館で日本人初の個展を開催。翌年、28点の版画作品が第33回ヴェネツィア・ビエンナーレ展版画部門で大賞を受賞、国内外での評価が高まる。1969年から79年まではニューヨークに転居、小説『エーゲ海に捧ぐ』が第77回芥川賞を受賞する。1997(平成9)年、熱海の自宅で逝去。

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