三露千鈴

作家名(ヨミ)みつゆ ちすず
作家名(英語)MITSUYU, Chisuzu
生年1904
生年(和暦)明治37
没年1926
没年(和暦)昭和元

略歴・解説

1904年(明治37)大阪市に生まれる。本名は花子。父は船場で木綿問屋・三露商店を営んでいた。1918年(大正7)頃、母の千萩とともに毎週金曜日に庭山耕園の画塾に通い花鳥画を学ぶ。その後、母と妹と共に、木谷千種に師事する。1923年(大正12)日本美術展覧会に《母になるまで》が入選し、久邇宮家に献上。同年、第2回白耀社展に《コドモノクニ》を出品、翌年の第3回展に《栄光の日》を出品する。1926年(大正15・昭和元)10月、洗礼を受けキリスト教に入信し、大阪市東区神崎町(現・中央区)の基督信徒集会所に通う。同年12月28日、22歳で死去。30日阿倍野の斎場でキリスト教式の葬儀が執り行われた。翌年2月には心斎橋そごうで千鈴追悼の八千草会展が開催された。

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