浦上 春琴

作家情報名(ヨミ)うらかみ しゅんきん
作家情報名(英語)URAKAMI Shunkin
生年月日(西暦)1779
生年月日(和暦)安永8年
没年月日(西暦)1846
没年月日(和暦)弘化3年

略歴・解説

春琴は玉堂の長男として備前岡山城下に生まれた。本姓は紀、名は選、字は十千・伯挙、通称は紀一郎、号は春琴のほか睡庵・二卿など。少年の頃より詩画に才を発揮する。16歳の時、父の脱藩に同行して岡山を出奔、以後、京都を活動の拠点とした。写生に基礎を置く温和な山水・花鳥を描き、洗練されて気品のある画面を持ち味とする。京坂文人画壇きっての人気作家で、頼山陽や小石元瑞らとの交友で知られる。晩年の玉堂と同居していたが、弟秋琴の次男宗尚が春琴の養子となって備中鴨方藩に仕え岡山に浦上家を再興した。

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