愚極 礼才

作家情報名(ヨミ)ぐきょく れいさい 
作家情報名(英語)GUKYOKU Reisai
国籍日本
生年月日(西暦)1370/**/**
生年月日(和暦)貞治2/正平18年
没年月日(西暦)1452/**/**
没年月日(和暦)宝徳4年

略歴・解説

 室町時代の臨済宗聖一派の禅僧。法諱は礼才、道号は愚極。別に曹渓・風月主人とも称する。山城の人で、南禅寺や東福寺などの住持を歴任したのち、東福寺中の曹源院に退隠し、83歳で示寂した。当時の五山では有数の名筆家であり、自画賛の作品が多い。『臥雲日件録』を著した瑞渓周鳳(1392-1473)と親交があり、瑞渓に自派の祖である円爾の関与説を付加した渡唐天神説話を語っている。水墨の観音や文殊、雜画にたくみで、牧谿を学んだほか、明兆を慕ったという。

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