手持舞踊用具

ME. No.19
資料分類名舞踏用具 Dance Implement
現地名Figure
素材木、白色顔料(石灰)、黒色顔料(木炭)、赤色顔料(赤土)、青色顔料(Reckitt Blue)、黄色顔料(花?)
L.(㎝)-
W.(㎝)25
H.(㎝)54
地域区分メラネシア Melanesia
推定収集地1ビスマルク諸島 ニューブリテン島ガゼル半島・セントジョージ水道 トーライ部族/Bismarck Archipelago, New Britain, Gazelle Peninsula and Saint George' Channel, Tolai tribe
収集者小嶺磯吉
寄贈者松江春次
執筆者1黑川由紀子
解説1 軽量な木板に透かし彫りを施した儀礼用具。柄部から先は三叉に分岐し、中央はまっすぐに延び先端は内部中央に木材を残すように半楕円形の透かし彫りが施された三角形になっている。三叉の両端は左右に弧を描くように分かれ、その先端には外側を向く人頭が表現されている。人頭は、その後頭部に中央の三角形の底角がぶつかる高さにある。慶應大が管理する資料カードには「二つの人頭の上からは藍色の棒が突き出していた」と記録されるが、現在に至るまでにいずれも欠損してしまった。柄部以外は、赤・青・黄・黒色で彩色されており、特にU字部分を彩る青色が目を引く。
本資料の掲載書籍南の會 1937 『ニウギニア土俗品図集(上)』南洋興発株式会社、p.112 資料番号686 第46図3
土俗品図集No.686

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