二宮 伝右衛門

じんぶつ名(ヨミ)にのみや でんえもん
出身地柏崎市東本町2丁目
生年月日(西暦)1871
生年月日(和暦)明治4年
没年月日(西暦)1963
没年月日(和暦)昭和38年

略歴・解説

25歳で伝右衛門(幼名直助)を襲名し、二宮呉服店を守る。明治29年柏崎銀行(現第四銀行柏崎支店)取締役に就任し、47年間在任。この間、日本石油株式会社内藤社長から取引先を紹介され刈羽郡内に支店を設ける。明治35年3万5千坪の土地を柏崎中学校(現柏崎高等学校)に寄付。明治39年柏崎実業協会を設立し、後に商工会議所会頭となる。大正10年(1921)悲願とした「築港」を実現させる。翌年町長に就任。大正12年競技場新設のため、柏崎グラウンドおよび柏崎小学校校地一部敷地とも1万余坪を寄付。大正13年「北日本製菓商会」設立に際し、取締役に就任。2回の工場全焼の際には、吉田社長を支援する。大正14年飯塚謙三の進言で発起人会を開き、翌年柏崎ガス会社を設立するなど活躍の姿は目を見はる。聡明と包容力で財界・商業界の重鎮として足跡を残す。

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