舟越桂

作家名(よみ)ふなこしかつら
作家名(英語)FUNAKOSHI Katsura
生地岩手県盛岡市
生年1951
没年2024

作家解説

岩手県盛岡市に生まれる。父親は彫刻家の舟越保武。1975年に東京造形大学卒業後、1977年には東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻を終了。1986年から87年にかけて文化庁芸術家在外研修員として1年間ロンドンに滞在。1988年にはヴェネツィア・ビエンナーレに出品。1995年に第26回中原悌二郎優秀賞を受賞し、1996年に平櫛田中賞を受賞。80年代に登場した舟越桂は、早くから国内外で具象彫刻の新しい方向性を示す作家として高く評価されていた。舟越の彫刻を特徴づけているのは、日本の彫刻の伝統的な素材である、楠材による着色された現代人の肖像である。古めかしさと新しさとが共存するそのユニークさには、近年、山や家などの幻想的なモティーフが身体に小さく添えられ、物語り的な拡がりも加えられている。

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