カメノテ ( Japanese goose barnacle )
名称(ヨミ) | カメノテ |
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中分類 | 有柄目(カメノテ) |
形態 | 全長5センチほど。花崗岩など硬い岩の割れ目に食い込むように生息し、露出しているところは白い爪のような硬い殻に覆われている。その姿がカメの手を想起させるため名付けられた。深い部分は黒く先細りで、細かなうろこのような鱗片に覆われているため、ガサガサした手触りである。貝のような軟体動物でなく、エビカニに近い甲殻類。 |
概要 | 【分布】北海道南西部の日本海から、東シナ海、南シナ海を経て、マレー諸島海域に分布する。徳之島では、サンゴ礁由来の海岸が多いため数は少ないが、北部の花崗岩の海岸に分布する。 【生態】 潮干帯にある岩の割れ目に生息する。潮が満ちると、爪のような殻を開き、黒く柔らかい櫛状の蔓脚を扇のように伸ばし、プランクトンやデトリタス(ゆうきぶつ)を捕食する。雌雄同体。 【島内の目撃情報】 ムシロ瀬周辺の花崗岩の割れ目で確認されているが、数は少ない。 ※以前、テレビ番組などで美味しいと噂が流れたものの、可食部が極端に少ないため、現在では人気が薄れている。 |
観察できる場所 | ムシロ瀬周辺の潮干帯 |
天城町の文化財、民俗、島の自然などに関わる情報を集め、公開しています。現在も様々な情報を日々登録し、拡大を続けています。古い写真、先祖から伝わる行事や昔話、貴重な農具や漁具などを調べていますが、まだまだ眠っている事物がたくさんあります。町民のみなさまが受け継がれた伝承や、お持ちの民具などがございましたら、ユイの館までお知らせいただけると幸いです。
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。

データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/yui_yakata/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/amagi_isan/
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