チリメンマイマイ

チリメンマイマイ

名称(ヨミ)チリメンマイマイ
中分類巻貝類
小分類陸の巻貝(カタツムリ、ヤマタニシなど)
形態殻径4センチほどになる大型のカタツムリ。殻は巻きが多く、黄褐色で黒っぽい線が一本通る。チリメンの名の通り殻の表面に細かな筋状の突起がある。体=軟体部は茶褐色で黒い斑がある。軟体部と目=触角はとても長い。

※オオシママイマイと似るが、殻高が高く、赤黒い。オオシママイマイは森林に多く、畑や集落周辺には見られない。
概要【分布】
徳之島固有種。森林から畑、集落周辺にある落ち葉の多い場所に生息する。

【生態】
枯葉や野菜などの植物や、動物の死骸なども食べる雑食性。雌雄同体。雨天や雨上がりなど、湿度の高い時に活発に活動する。厳冬期は見られないが、かなり寒い時期でも活動する。夜が多いが、昼間道路を横断する姿を見かけることもある。

【島内の目撃情報】
林道や、集落や畑の周辺で土手に草木の茂みがあり、枯葉の多い路上。枯葉がたまった側溝など。
観察できる場所雨上がりの林道、集落や畑周辺で枯葉が多いところを通る道路など。

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