ミサゴ (Osprey)
名称(ヨミ) | みさご |
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中分類 | タカ目 |
小分類 | ミサゴ科 |
形態 | リュウキュウハシブトガラスより大きいタカ。翼の上面や背は濃い茶色。翼の下面や尾羽は白地に濃い茶色の斑や帯状の模様が入る。頭や腹は白い。国内で頭が白く見えるタカの種は少なく、海岸でゆったり飛んだり、休んでいるのは、まずミサゴである。足指はフクロウ同様に可変対趾足(かへん・たいしそく)と呼ばれ、薬指を後ろへ向けることができるため、前後2本ずつの爪でがっちりと獲物をつかむことができる。 |
生息種類 | 冬鳥(渡鳥) |
概要 | 【分布】 世界に広く分布し、国内では留鳥である。北方では冬に南下して越冬し、南方では夏に北上して繁殖する傾向にある。徳之島では、海岸や河川沿いでほぼ周年見られるが、繁殖は確認されていない。成熟には3年かかるため、その間は滞在している可能性がある。 【生態】 ほとんど魚しか食べないが、稀に爬虫類や鳥類なども食べるという。海や川の上空をゆっくり飛び、水深1mくらいまでの魚を狙う。急降下し、着水の直前に足を前に出して、強力な爪で水中の魚をつかみとる。水中に没しても、羽ばたきの力で水面を叩くようにして水を切り、飛び上がることができる。つがいでいるときには、ピヨッ・ピヨッとひよこのような声をかけながら飛ぶことが多い。つかんだまま飛び立つことができない大型の魚を捕らえることがあり、水面を引きずるように浅瀬へ移動して食べる。休むときは、しっかりした木の枝が必要なため、樹木が茂った場所へ移動する。英名はOsprey(オスプレイ)で、米軍輸送機の名はこの鳥に由来している。成熟に3年ほどかかるため、若い個体はしばしば島で越夏(えっか)する。 【島内の目撃情報】 浅くて明るい水中が魚を見つけやすいためイノーを中心に行動しており、与名間から浅間のイノー/礁池や湾屋川の河口、新徳之島発電所のあるキジの海岸、秋利神川の河口などで見られる。徳之島町では、下久志から徳和瀬の海岸で見られる。 |
観察できる場所 | 比較的浅い海岸や河川、ダム、池など |
天城町の文化財、民俗、島の自然などに関わる情報を集め、公開しています。現在も様々な情報を日々登録し、拡大を続けています。古い写真、先祖から伝わる行事や昔話、貴重な農具や漁具などを調べていますが、まだまだ眠っている事物がたくさんあります。町民のみなさまが受け継がれた伝承や、お持ちの民具などがございましたら、ユイの館までお知らせいただけると幸いです。
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。
データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
http://yuiamagi.html.xdomain.jp/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
http://yuiamagi.html.xdomain.jp/amagi_isan/
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