桑名荒馬大五郎

分類美術工芸
縦(cm)3704.00
横(cm)25.30
時代江戸 (慶応二年製)
西暦1866
作者二代歌川国輝
解説桑名荒馬大五郎は、幕末から明治の初めごろに活躍した、四日市市北町出身の力士です。天保十五年に初土俵を踏み、弘化五年に入幕、慶応四年に小結に昇進しました。化粧まわしの模様は、桑名藩の大名・松平(久松)家の家紋です。したがって、彼は、桑名藩のお抱え力士だったようです。しこ名の上の「桑名」は、その意味でつけられました。出身地をつけてくれたら、よかったですね。この作品のように、力士を描いた作品を「相撲絵」と呼び、多くの絵師が作品を残しました。作者の歌川国輝は、三代豊国の弟子で、幕末に活躍した人です。

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