人物東海道四日市

分類美術工芸
縦(cm)25.50
横(cm)18.80
時代江戸 (刊年 嘉永五年閏二月)
西暦1852
作者歌川広重
解説 歌川広重は、様々な東海道五十三次のシリーズを作りましたので、それぞれのシリーズを通称で呼ぶことが一般的です。これは、「人物東海道」といわれるシリーズの作品です。
 四日市の湊付近を涼みに歩く男女三人が描かれています。三人とも下駄を履いていますから宿で一服してから出かけたのでしょう。向こうには、帆を降ろした船が整然と並んでいます。水平線に夕焼けが伸び、一日の終わりを感じさせるのどかな風景です。

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