東海道五十三次之内桑名七里渡口(保永堂版)

分類美術工芸
縦(cm)24.90
横(cm)37.60
時代江戸(天保4年頃)
西暦1833
作者歌川広重
解説歌川広重の代表作、世に言う「保永堂版東海道五十三次」の桑名です。宮(現在の熱田)との間の航路、七里の渡しの玄関になる桑名湊を描いています。到着した二艘の船が帆を降ろしているところが描かれ、沖にも悠然と帆を掲げて走る帆船が数艘見えます。右に見える白壁の建物は、桑名城の櫓です。ここは現在、九華公園となって人々に憩いの場を提供しています。中央に帆柱が真っ直ぐ立ち、帆を支える綱と船体が三角形を作って画面に安定感を与えます。

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