東海道五十三次之内亀山雪晴(保永堂版）

分類1美術工芸
分類2絵画
分類3浮世絵・版画
作者歌川広重
制昨年1833
時代江戸（天保4年頃）
縦(cm）24.50
横(cm）37.20
解説歌川広重の代表作､世に言う「保永堂版東海道五十三次」の亀山です。亀山城下、京口門前の急な斜面を、降り積もった雪をかき分けるように登る大名行列が描かれています。武士たちの歩く息づかいが聞こえてきそうです。中央に松の大木が堂々と聳え立ち､画面を左右に分断します。右にすぐ目の前の城､左には、離れた宿場の街並みと地平線に残る夕焼けを雄大に描いています。このシリーズで、雪の風景を描写したのは蒲原（静岡）とこの亀山だけです。

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