東海道五十三次之内 鳴海・宮
分類1 | 美術工芸 |
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分類2 | 絵画 |
分類3 | 浮世絵・版画 |
作者 | 三代歌川豊国 |
制昨年 | 1852 |
時代 | 嘉永5年10月~12月 |
縦(cm) | 17.90 |
横(cm) | 25.10 |
解説 | 作者は、初代豊国の弟子の国貞(1786-1865)、後の三代豊国である。猫背猪首型の特徴的な美人画の作者として知られます。また、人物の大首絵にも長じていました。 嘉永5年(1859)にふたつの『東海道五十三次之内』シリーズを発表しており、本作はそのひとつです。歌川広重の描いた『保永堂版東海違五十三次之内』がもっともよく知られますが、広重が風景のみを描いたのに対して、歌舞伎の登場人物の上半身を前景に大きく描き、風景を背景として添えているところに、大首絵を得意とした国貞の特徴がよく現れています。 |