始祖鳥（禽獣記シリーズ）
| 作者 | 池田龍雄 |
|---|---|
| タイトル英文 | An Arcaeopteryx |
| 作品サイズー縦 | 26.00 |
| 作品サイズー横 | 36.00 |
| 制作年 | 1957 |
| 技法 | インク、鉛筆、木炭、水彩 |
| 材質 | 紙 |
山梨県立美術館 収蔵品データベース
| 作者名（ヨミ） | イケダ タツオ |
|---|---|
| 作者名（英語） | IKEDA, Tatsuo |
| 出身地 | 日本 佐賀県 |
| 生年月日（西暦） | 1928 |
| 没年月日（西暦） | 2020 |
| 略歴・解説 | 1928年佐賀県伊万里市に生まれた。海軍航空隊の特攻隊貞として終戦を迎え、翌1946年より油彩画を描き始める。1948年多摩造形芸術専門学校（現多摩美術大学）に入学し、絵画制作の道に本格的に入っていく。1950年代はレッドパージ、血のメーデー事件、第五福竜丸事件、安保闘争など社会的、政治的に様々な混乱のあつた時期であるが、美術の世界においては「ルポルタージュ絵画」という運動がそうした時代を反映した芸術潮流のひとつとして現れた。1952年の小河内村のダム建設への住民の反対運動の現場に取材し作品を制作するというかたちでその運動は始まったが、池田はそれとは別に1953年「エナージ」という会を若手の画家たちと共に結成し、さらにはそうした社会的関心を強く持ち、反戦、反画壇という気分を共有していたグループの連帯を目的とした「青年美術家連合（青美連）」の結成にも関わり、ルポルタージュ絵画運動の推進者の一人となる。池田は第五福竜丸事件を題材とした≪埋められた魚≫や内灘闘争を扱った≪網元≫など、興味深い仕事を残している |