舶載鏡、双頭龍文鏡
| 資料ID | 45806 |
|---|---|
| 遺跡名 | 長田口遺跡 |
| 集 | 82 |
| 頁 | 72 |
| 図番号 | 54 |
| 図細分番号 | 1 |
| 技法の特徴 | 長田口遺跡から出土した鏡片は、元の直径11.4cmの鏡の外縁を半月形に割り、加工を施した「破鏡」です。復元の結果、中国・後漢時代末期に華南地方で作られた「双頭龍文鏡(そうとうりゅうもんきょう)」と推定され、中央に「位至三公」の文字が刻まれる特徴を持っています。破鏡には複数の孔があけられており、両端の2つの孔は紐を通して首飾りとして利用するためのもの、内側の4つの孔は鏡を割る際に開けられたものと考えられています。弥生時代後期から古墳時代にかけて、鏡は権力の象徴や祭祀の道具として非常に重宝されていました。しかし、後漢末期の衰退に伴い日本への鏡の流入量が減少したため、手に入れた鏡を割って分け与えたり、再加工したりする風習が生まれました。この鏡片も、元々は九州の首長などが中国から入手した貴重な鏡が、ある段階で割られて加工され、山梨の地までもたらされたと考えられています。 |
