浴衣の女

作品名(ヨミ)ゆかたのおんな
サイズ24.6×19.7
作家長濱慶三 ながはまけいぞう
制作年不詳
公開解説 涼し気な白地に縞模様の浴衣と、パーマがかかった髪型が何ともモダンな、本作のモデルであるこの女性、耳元をよく見ると夏らしい熱帯魚の耳飾りです。
 今見ても粋なこの作品からは、前年に公開された菊田一夫監督の映画「君の名は」で真知子巻きが大ブームとなった主演の岸恵子が「美人」の代名詞であったという時代背景が、見て取れるのではないでしょうか。またこの年は、マリリン・モンローの来日ブームやオードリー・ヘップバーンが映画「ローマの休日」などの公開で一躍人気となり、ヘップバーン・スタイルが大流行するなど、欧米の影響を受けたメイクなどの美意識が広く浸透した時代であることも併せてうかがい知ることができます。
 特に本作の作者である長濱は、京都は西陣の出身で、着物姿の女性の美しさが際立っているのは、そのような出自も本作の魅力に影響しているかもしれません。

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