束の間の幻影
| 作品名(ヨミ) | つかのまのげんえい |
|---|---|
| サイズ | 17.8×28.8 |
| 作家 | 駒井哲郎 こまいてつろう |
| 制作年 | 1951 |
| 公開解説 | 少年時代から西洋の銅版画に親しみ、東京美術学校(現・東京芸大)に学んだ駒井哲郎〈1920-1976〉は、黒と白の銅版画の世界に、多彩で詩情に富んだイメージを刻みつづけ、多くの後進も育てました。 日本の美術界で銅版画への関心が高まりはじめた戦後間もない1951年に制作された本作は、紙やすりをプレスして版上に細かい点状の凹凸をつくり、アクアチント(※)の効果を出すユニークな手法を試み、日本の銅版画に本格的に面の表現を成立させた作品です。画面には、四角形や円柱などを組み合わせた模様が浮遊し、見る人を夢や幻想の世界へ誘い込みます。また、第1サンパウロ・ビエンナーレで受賞を果たし、国際的にも高い評価を受けました。 ※アクアチント:細かい点状の凹凸で版の表面を覆い、部分的に酸の腐食時間を変え、面的な濃淡の表現をしていく銅版画の技法の一種。 |