沐浴
| 作品名(ヨミ) | もくよく |
|---|---|
| サイズ | 194.0×162.0 |
| 作家 | 小谷良徳 こたにりょうとく |
| 制作年 | 1984 |
| 公開解説 | 西伯郡中山町出身の洋画家・小谷良徳(こたに・りょうとく/1908~2004)は、「絵を描いているか、旅行をしているか、展覧会を開催しているかが毎日だ。」という根っからの絵描きでした。国内を取材するかたわら、世界約30か国を旅行し、その国々で暮らす人々のなにげない日常生活風景を多く描いています。なかでも「人間の心があるから特に好きだ。」というインドには、昭和58年から59年にかけて3度出かけています。 ≪沐浴≫は、ガンジス川の流れるインドの古都ベナレスで取材した作品です。この川の中に身を沈めながら祈れば、どんなに大きな罪を犯した人でも、苦行を行わなくとも、死んですぐ天に昇ることができ、来世でも幸せに過ごすことができると信じられています。この聖なる川で色鮮やかな民俗衣装のサリーを着たまま沐浴する女性の群像を力強い線描で捉えた画面からは、その場の空気が直に伝わってくるかのようです。 また、本作は米子市美術館に巡回した昭和59年(1984)の第20回主体展に出品され、その年に作家本人より当館に寄贈されたものです。 |