作品名(ヨミ)きく
サイズ90.5×116.5
作家木村義男 きむらよしお
制作年-
公開解説 島根県八束郡本庄村(現松江市)生まれの洋画家木村義男(1899 ~1985)は、人物、特に裸婦を得意にしていました。昭和22(1947)年当時の松江家政高等学校校長室に掛けられた木村の裸婦画は、同校保護者会から非難の声が持ち上がり新聞紙面をにぎわしました。当時の米子市長・野坂寛治は、純粋な芸術であることを激励する手紙を木村に送ったといいます。
 このような縁で本作品は米子市に収蔵され、長く市長室前の会議室に飾られていましたが、昭和58(1983)年に米子市美術館が開館し、米子市役所から美術館へ移し、収蔵しました。
 菊の花言葉は「高貴」。画面中央にその堂々たる風格を持った大菊を描いています。構図を基本的に考え、モチーフをひし形に構成し、バランスをとった作品です。
 洋画家香田勝太は自然に咲く野菊を多く描いています。これに対し、木村の菊は丹精込めて育成し栽培した大菊を描いたのです。

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