トレドの秋

作品名(ヨミ)とれどのあき
サイズ91.0×116.7
作家伊谷賢蔵 いだにけんぞう
制作年1963
公開解説鳥取市生まれの洋画家伊谷賢蔵は、昭和37年(1962)、約半年間におよぶ生涯最大といえる中南米・ヨーロッパへの取材旅行に出かけました。本作の題材になったトレドの町は、16世紀の画家エル・グレコが半生を送った地であり、伊谷にとって「青年時代からの憧憬の地」でした。旅行日記にはトレドを離れる車中で「トレドの町の幻影がしきりに頭にこびりついて離れません。そのうちに、私の脳裏に描くトレドの風景に明確な色彩が加わり、それが100号大の作品に仕上がって行きます。」とあります。トレドを流れるタホ川沿いの高台から市街地を一望して描かれた本作品は、晩年の「伊谷レッド」と呼ばれる赤褐色を基調とした作品のうちの1点であると言えます。

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