工事場

作家石田整昭 いしだなりあき
制作年1957
公開解説工事現場で汗を流す労働者の勇ましい姿をダイナミックに捉えた100号の大作です。日焼けした男たちの肢体は強調され、肉体のたくましさが見事に表現されています。また、画面中央に描かれた猫車や垂れ下がったチェーンブロックは工事現場の臨場感を醸し出し、仕事に精を出す人たちの息遣いまで聞こえてきそうです。米子市出身の石田整昭(1927〜99)は、旧国鉄米子管理部で保線管理の仕事をしながら創作活動を展開しました。光風会展を中心に作品を発表し、労働者や鉄路を題材にした作品を多く描いています。米子市内で絵画教室「ぶなの木会」、「まつの実会」を設立して後進を育てるとともに、米子市美術家協会の3代会長として郷土の美術振興に尽力しました。1958(昭和33)年の第44回光風会展に出品し「プールブ賞」を受賞した本作は、令和3年度に米子市美術館後援会より寄贈いただきました。

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