さくらんぼと青い鉢

作品名(ヨミ)さくらんぼとあおいはち
サイズ28.0×32.5
作家浜口陽三 はまぐちようぞう
制作年1976
公開解説浜口陽三(1909~2000)は、東京美術学校彫刻科を中退して、21歳の時にフランスへ渡り、独学で油彩、銅版画を学びました。第二次世界大戦後、銅版画の制作を本格的に始めた浜口は、黒・灰・白色の微妙な濃淡の階調を表現できる「メゾチント技法」に色彩を取り入れることで独自の世界を確立し、世界の代表的銅版画家のひとりとして広くその名を知られています。
 漆黒の闇の中に浮かび上がる青い鉢と、その上に並んだ鮮やかな赤いさくらんぼが印象的なこの作品は、1984 年のサラエボ冬季オリンピック大会の記念ポスターにも採用された浜口の代表作の一つです。
 余計なものがすべて省かれ、さまざまな幾何学形態を綿密な計算をもとに組み合わせて構成された画面には、幻想的かつ神秘的な雰囲気が漂っています。

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