FAMILY-MIMI

サイズ82.4×60.0
作家横尾忠則 よこおただのり
制作年1974
公開解説 今回は戦後日本を代表するアーティストの1人である横尾忠則(昭和11年生)の作品をご紹介します。1960年代初めのデビュー以来、グラフィックデザイナー、画家として常に時代をリードし続けてきたその活動は、あらゆるジャンルに及びます。特に文筆活動においては、自伝やエッセイ、日記などを通じて自分自身やその生活について数多く語っており、なかでも「家族って一種の人間の出会い、宇宙的カルマによって出会わされた人間達っていうのがボクの運命論なんだよ。」という言葉に表されているように、家族に関する内容が多く見受けられます。しかし、横尾が実際に自分の家族を主題に制作した作品は、それほど多くはありません。
 《FAMILY MIMI》は、横尾と妻、2人の子どもを1人ずつ描いた4枚組の版画作品の内の1点で、大変貴重な作品です。昭和39年生まれの長女、美美(みみ)さんをモデルに制作されました。写真を基に制作されたこの作品は、赤をはじめとした鮮やかな色彩が大変印象的です。ふっくらとした頬をしたあどけない表情が愛らしい美美さんも、現在は独特の鮮やかな色使いで鳥や花、食べ物など様々なモチーフを描く新進気鋭のアーティストとして活躍中です。

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