作品名(ヨミ)かえる
サイズ122.0×39.0
作家辻晉堂 つじしんどう
制作年1958
公開解説 高温で焼き締めた陶土による “陶彫”は、辻が独自に作り出したジャンルです。板状の陶土による造形は、計算を誤ると焼成前にぐにゃりとへたってしまう等技術的制約が多いため、各所に穴を空け、窯での火の回りの効率をあげる工夫が必要になります。
 しかし、この陶土の扱いの難しさは、辻の作品においてはむしろ、奔放な創造力と技術的な制約の葛藤の結果、形態の骨組みが強調され、力強い抽象表現を生み出す大きな要素となっていることが見て取れます。
 生命感あふれる造形と、数少ない作例である黒釉をかけ焼成された本作は、第29回ベネチアビエンナーレに出品、高い評価を得ました。

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