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詩のふるさとをたずねて 童謡のある風景

サブタイトル小学館創造選書 第67巻
発行小学館
著者(編者)など[著者] 鶴見正夫
発行・製作年月日1984/07/10
備考童謡31曲についてのエピソード掲載
【目次】

さよなら、あした(北原白秋「砂山」)
白い素足の母 (西條八十「山の母」)
土と波と足長犬(野口雨情「四丁目の犬」)
まぼろしの魚(山村慕情「鰹釣り」)
白球のかなたに(竹久夢二「ホームラン」)
こばめない別れ(島木赤彦「花や」)
風を見る目(水谷まさる「ちいちゃな風」
おとなになりたい(東クメ「お正月」)
日の暮れるかなたに(加藤まさを「工場の子」
うたの不思議さ(中村雨紅「夕焼け小焼け」
道草にゆだねる(都築益世「てんとうむし」)
道は限りなく(巽聖歌「遠足」)
かくされたん涙(サトウハチロー「百舌よ泣くな」)
忘我のよろこび(清水かつら「靴が鳴る」)
少年への回帰(佐藤義美「夏の実」)
茫洋をとらえる(林柳波「海」)
遠くの明るい町(小林純一「みつばちぶんぶん」)
残照の風景(三木露風「赤蜻蛉」)
富岳小景(海野厚「背くらべ」)
一輪の花をものがたる(柴野民三「ゆり」)
昨日と明日のあいだで(関根榮一「ギンヤンマのうた」)
明るさにひそむ愁色(茶木滋「めだかの学校」)
きんらんどんすかげに(蕗谷虹児「花嫁人形」)
物のいのちと声と(まどみちお「ぞうさん」)
宇宙の音を見る(谷川俊太郎「こわれたすいどう」)
追認の風景をもとめて(藤田圭雄「ねんねんねた子」)
満たされることのない願い(三越左千夫「おりてこい おほしさま」)
いのちへの慈しみ(神沢利子「塩じゃけのうた」)
言葉を音とリズムで(香山美子「山のワルツ」)
人への愛を寂しさと嗤いに(阪田寛夫「サッちゃん」)
空地のなかの永劫(與田準一「森の夜明け」)
発行年1984年

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