阿古陀香炉

大分類美術工芸品
中分類破亀甲花菱沢潟軍配紋散蒔絵婚礼調度
資料名(ヨミ)アコダコウロ
摘要 「破亀甲花菱沢瀉軍配紋散蒔絵婚礼調度(大分県指定文化財)」の構成品の一つ。同調度は天保5年(1834)、中津藩主奥平昌高の六女・鈼子(さくこ)が、臼杵藩主稲葉幾通(いなばちかみち)に嫁いだ際に調製したものと伝わる。櫛台、眉作箱、十二手箱等化粧道具を中心に比較的よく遺されている。櫛、眉箒、香合等付属品も豊富である。
 文様は、いわゆる破れ亀甲の地に姫の実家・奥平家の家紋である軍配紋と沢潟紋を散らし、金銀の平蒔絵を主体とした平明な技法で描かれている。

PageTop