本城二三之曲輪共ニ破損所之覚
| 整理番号 | ②-262 |
|---|---|
| 大分類 | 絵図 |
| 中分類 | 臼杵藩関連 |
| 刊行年代 | 承応3年(1654)3月11日 |
| 法量(タテ) | 70.00 |
| 法量(ヨコ) | 145.00 |
| 摘要 | 承応3年(1654年)に書かれた絵図で、様式や裏書の「ふしんわけ公儀へ申立て下書ノトメ」から、「公儀」=幕府へ城の修築を届出るための図面の下書きではないかとみられます。稲葉家譜という記録には、この年、幕府に届出を行い、許可を伝える幕府の文書を引用しています。 この絵図では、大手門の下に暗きょを作る計画が書かれていますが、実際には作られなかったことから、幕府提出より前段階の検討図面の可能性が考えられます。使用している紙は、いわゆる「鳥の子紙」です。 図中にある合い印で、別の絵図(損傷絵図186番)と組み合わせることができ、場内の総合的な整備計画がこの当時持ち上がっていた可能性があります。 |
