名木大松と其の附近

(浦安)名木大松と其の附近

作成年(和暦)
形態葉書
公開解説現在の新橋のたもと(堀江側)に、かつては樹齢数百年を超える大きな老松があった。『浦安町誌』上巻によると、高さ7、8m、幹の周囲2m、樹幹は10mに達するほどの大木であったという。昭和15年(1940)に浦安橋が開通し、町内の交通量が増え始めたころから木の根が痛み、昭和17年(1942)には枯れてしまった。
山本周五郎の小説『青べか物語』では、主人公の「蒸気河岸の先生」が老人に古いべか舟を売りつけられる場面に登場する「三本松」は、この大松がモデルである。
平成13年(2001)郷土博物館が開館する直前、道路工事中に大松の幹の根本がまだ現地に残っていることが発見された。現在、大松のこの切り株が博物館の屋外展示場「天ぷら屋」に展示されている。
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