収蔵 №9419

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海苔すき台

資料名(ヨミ)ノリスキダイ
地方名ノリスキデー、スキデー
収蔵番号009419
使用地猫実
公開解説海苔すきを行うための台。海苔すき台には、水切り台(すのこ)を置き、その上に海苔簀を数十枚置いて、「海苔すき枠」を載せる。すき台の端には、海苔をつけた海苔簀を立てかけて水を切れるようにするための鳥居(トリイ)などを設置する。海苔すき台そのものは売っていた。自分で作るのは格好悪いので、漁具屋などから購入したり、防水もあるため舟大工が作ることも多かった。足は漁師自らが作ることか多く、細い丸太を4本立てる。その上に海苔すき台をのせると、適当にクラクラ揺れる。海苔をすくと同時に、さっと揺するのがコツ。海苔が平らになるし、水切りもよいため、台は適度に揺れた方がよいとされる。
使用年代昭和

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