博物館収蔵 №7661
/2
海苔切り包丁(一枚包丁)
資料名(ヨミ) | ノリキリボウチョウ |
---|---|
地方名 | ノリボウチョウ、イチマイボウチョウ、ノリキリホウチョウ |
収蔵番号 | 007661 |
使用地 | 浦安 猫実 |
公開解説 | 海からとってきた海苔(生海苔)は一旦家などに置かれて、翌日、海苔の製造をするときになって、リヤカーやトロッコなどで製造場に運ばれてきた。まず、ザルに入ったままの海苔を叩き台の側に置く。ザルから海苔を少しとって、叩き台の上にのせ、包丁で叩いて切る。昭和10年代には包丁(一枚包丁)を2本使って海苔を切っていたが、昭和20年代になると二枚刃、三枚刃の飛行機包丁が主流となり、次第に突き包丁も使用されるようになった。昭和30年代になると手動のミンチ(チョッパーとも呼ぶ)という海苔切り機も使われるようになった。叩き台で切った海苔は、とりあえずフッキリという桶や、一斗の醤油樽の中などに入れておかれた。 |
使用年代 | 昭和 |
キーワード | 海苔 |