博物館収蔵 №006968
/2
目串箱
資料名(ヨミ) | メグシバコ |
---|---|
地方名 | メグシバコ |
収蔵番号 | 006968 |
使用地 | 浦安 猫実 |
公開解説 | メグシを入れる箱。メグシは竹製の棒で、台簀(海苔干し台)で天日干しのときに、海苔簀を台に固定するときに刺して使った。 メグシはロクロベエ(市船)などの漁具屋でリンゴ箱に入って売っていた。モトが太くてウラが細いので、交互に入れてあった。リンゴ箱一杯だと、かなりの数があったという。メグシバコは、ミカン箱に柄をつけた箱で、メグシを入れて持ち運ぶのに使用した。 海苔干し台は、春はエンピで崩して、その後すぐに田んぼになる。メグシを落とすと危険なので、「絶対になくさない」という気持ちであった。実際、海苔簀は必ず一枚づつ返すので、メグシはなくすものではなかった。海苔を返すとき、一番最初の1本を頭の毛やハチマキなどにさして、その1本は一番最後にとめる場合に使用した。 |
使用年代 | 昭和 |
キーワード | 海苔 |