手桶（ハス用）

資料名（ヨミ）	テオケ
地方名	ユオケ、ユドウコ、ドウコ、ユダル
収蔵番号	006570
使用地	猫実
公開解説	ハス掘り作業のときに手が冷えるため、冷えた手をあたためるため使用。炭でお湯を暖めるようになっている。冬場の早朝、ハス田が凍っているときなどに使用した。かつて浦安のハス田では、1反で500～600貫は収穫ができたという。現在、徳島県あたりでは、800貫くらいとれるという。浦安の土地は砂が混じっているので、土が固く、20～30㎝の浅いところでもハスができる。どぶったでのハスは味はよいが、浦安では砂地であり、目方の出るハスがよくとれたという。ハスにもニホンバス、チャンバス（シナバス）など、様々な種類があった。外側面、内底面に「宇權」と焼印あり。
使用年代	昭和
キーワード	農業　ハス　蓮田　農具