博物館収蔵 №5752

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海苔切り包丁(一枚包丁)

資料名(ヨミ)ノリキリボウチョウ
地方名ノリボウチョウ、イチマイボウチョウ、ノリキリホウチョウ
収蔵番号005752
使用地猫実
公開解説海からとってきた海苔(生海苔)は一旦家などに置かれて、翌日、海苔の製造をするときになって、リヤカーやトロッコなどで製造場に運ばれてきた。まず、ザルに入ったままの海苔を叩き台の側に置く。ザルから海苔を少しとって、叩き台の上にのせ、包丁で叩いて切る。昭和10年代には包丁(一枚包丁)を2本使って海苔を切っていたが、昭和20年代になると二枚刃、三枚刃の飛行機包丁が主流となり、次第に突き包丁も使用されるようになった。昭和30年代になると手動のミンチ(チョッパーとも呼ぶ)という海苔切り機も使われるようになった。叩き台で切った海苔は、とりあえずフッキリという桶や、一斗の醤油樽の中などに入れておかれた。
使用年代昭和
キーワード海苔

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