博物館収蔵 №11468

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ふた(釜のふた)

資料名(ヨミ)フタ
地方名ハガマノフタ、カマノフタ、オカマノフタ
収蔵番号011468
使用地猫実
公開解説炊事に使われる道具のうち、鍋と釜は最も大切なものといわれる。釜は主にお湯を沸かしたりご飯を炊いたりするときに使う道具。古墳時代には土製のものが登場し、江戸時代になると、かまどにかけるときに、熱効率を高めるためとすすを防ぐために大きなつばがついた羽釜が考え出された。釜は主として銅、鉄、アルミニウムなどの金属製であるが、土製のものもある。用途に応じて種類も大きさも様々あり,醸造や製塩に用いられる工業用のものもある。炊飯用のものはつばが付いているので羽がまとも呼ばれ,1升(1.8ℓ)炊き,2升炊きなど大小各種あるが,炊飯器の普及によって姿を消しつつある。
 茶の湯用のものは成立時代や地方によって異なる、いろいろな形のものが継承されている。汽缶や蒸気缶などのボイラー類も「かま」と呼ぶことがある。この資料は釜(羽釜)のふた部分。
使用年代昭和
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