収蔵 №10556-1

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目板(海苔網ミチナワ用)

資料名(ヨミ)メイタ
地方名メイタ
収蔵番号010556
使用地浦安 猫実
公開解説網を編むときに使用する道具。網の目を測っていくことから、メイタ(目板)と呼ばれる。糸を巻き付けながら、アバリ(網針)を使って結び目(結節)を作っていき、網目の長さを決めていく。
 この目板は海苔網のミチナワ(海苔網の両端につく縄)などを網本体(ミアミ)に取り付けるときなどに使うもの。実物を検証、調査したところ、海苔網の目板には、ミアミ用と、網の両側にミチナワや短辺の端のひも(両方を合わせて「縁ひも」と称した)を取り付けるときに使用するものと2種類あることが判明した。縁ひもを取り付けるのに使用する目板は、長さ10㎝前後で、網を伸ばしたときミアミの目が正方形に開くようにつけるため、結節の間隔はミアミ約15㎝角の正方形の対角線の長さ、21㎝ほどになる。
 本資料はカシ材でできている。
使用年代昭和

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